「成人式で着た振袖、結婚式でもう一度着られたら…」
そんな、あたたかな想いを持つ花嫁さんへ。
実際に振袖を掛下として挙式で着た、式場スタッフ経験×卒花嫁のぱんだが、振袖を結婚式で活かす5つの方法をまとめました!
未婚の礼装でもある振袖、せっかくなら最後に活用してみませんか?
大切な振袖を結婚式でもう一度着たかった理由

母が着物が好きだった影響で、人生の節目は着物で過ごしてきました。
お宮参りの祝い着、七五三、成人式、入籍日に記念撮影。
特に振袖は予算を大幅にオーバーしながらでも、母がこっそり買ってくれた、初めて自分で選んだ格式のある着物。
特に思い入れが強くて、成人式の前撮りも多めにしたり、可能な限り結婚式のお呼ばれにも着ていきました。
そんな母との思い出でもある振袖を、最後に母の前で披露したくて、たどり着いたのが「結婚式」でした。
結婚式で振袖を着る4つの方法
結婚式場の衣裳室スタッフとしての経験も活かし、活用方法をまとめます。
① 掛下として着る

実は、白無垢や色打掛の下に振袖を着用することが可能です。
掛下と呼ばれるもので、白無垢の下に着ることができます。
近年流行りの色掛下のように、真っ白ではなくお色味を挟むことができますよ。
式場や提携の美容師さんによっては、できないこともあるので事前に確認を!
② 振袖としてお色直しに使う

①で紹介した着付けは、白無垢や色打掛の下にすでに着付けているので、脱いで帯の調整をすると簡単にお色直しもできてしまいます!
およそ10分で完了できるので、ゲストと過ごす時間を多く取りたい方や、親御さんへのサプライズをしたい方にもおすすめ。
③ オリフリで色打掛や引振袖にリメイクする

私も実際に利用した、オリフリさんは独自の技術で、色打掛や引振袖に加工してくださっています。
ハサミを使わないので、使用後はまた元の振袖になって戻せて、子供にまた受け継ぐこともできます。
掛下として着るより、お着物全体がよく見えるのも嬉しいポイントです。
加工代がかかるので、料金に関してはオリフリ公式サイトをご確認ください。
④ 振袖ドレスとして着る

着付けの技術だけで、振袖をドレス風のシルエットに変身させる方法があります。
ハサミを入れず、ドレスの上に振袖をバランスよく着付けていくので、約10〜15分でお色直しが完了。
もちろん終わったらまた振袖に戻せます。
着付け代はかかりますが、ドレス1着レンタルするより安くなる可能性も!
着付けには専門の技術が必要なため、対応できる着付け師さんがいるか事前に確認してくださいね。
気になる方は「振袖ドレス」で検索してみてください。
⑤ 前撮りで振袖スタイルを楽しむ

エンゲージメントフォトとして、最後に振袖を着てみるのはいかがですか?
私は入籍日の午前中に撮影したのですが、思い出の1日になりました。
ただし、入籍日の撮影は時間がタイトなので、スケジュールは要注意!
両家顔合わせに着る方も多いかと思いますので、せっかくならその足で写真撮影までいかがでしょうか?
振袖を掛下にするメリット・注意点
結婚式場の衣裳室スタッフとしての経験から、メリットと注意点をまとめます。
式場スタッフ目線のメリット
思い出を身にまとえる
思い出や、お世話になった家族との絆と共に結婚式を迎えることができるのは貴重な機会です!
安くなる可能性がある
オプションの色掛下を選ぶよりも安くなる可能性はあります。
式場によることは大前提ですが、「思い出の品物」の持ち込みに関しては、持ち込み料がかからなかったり、カットしやすい傾向があります。
ただし、できれば契約時に先に交渉しておくことがおすすめ!
衣装被りがない
式場でレンタルする色掛下とは違い、衣裳被りが起きないのも嬉しいポイント!
自分だけの振袖なので、誰とも同じにはなりません。
式場スタッフ目線の注意点
少し時間が多めに必要
これは振袖だからというよりは、和装全般の注意ですが、ドレスより15〜30分程度多めに着付けの時間が必要になります。
最初の挙式で着用なら、自分たちの集合時間は早くなりますが、ゲストをお待たせすることはないのでおすすめ!
美容師さんの料金がドレスより高め
新郎さんにも美容師さんの着付けが必要になったり、時間拘束が長くなる点から、ドレスより少し高めの設定になっていることが多いです。
ですが、ドレスレンタルより和装レンタルの方がお値打ちなことも多く、総額はほぼ変わらないケースもあります。
相談するタイミングと注意点
①契約前であれば、先に話しておく。持ち込み料がかかりそうであれば、この時点で交渉がおすすめ。
②衣装打ち合わせが始まってから、なるべく早いタイミングで。
振袖は帯の結び方が異なり、美容師さんによっては対応していない可能性もあります。
式場または衣裳室に相談し、対応できる方がいらっしゃるか確認をお忘れなく!
リメイクという選択肢
ここでは婚礼和装へのリメイクと、お子様へのリメイクの2つを紹介します。
オリフリ|ハサミを入れずに婚礼和装へ

オリフリさんでは、ハサミを入れずに振袖の裾に比翼を足して長さを出すことで、色打掛や引振袖へのリメイクを行なっています。
箱せこや懐剣といった和装小物もセットで貸し出しがあります。
いくつかコーディネートを写真で送ってくださるので、満足できるお色味を選ぶことができます。
終わったらクリーニングにも対応!
新郎さんの紋付袴の貸し出しもあり、和装一式を持ち込みにすることも可能です。
私は前撮りで色打掛に加工してもらい、当日は振袖を式場に持ち込んで掛下にしてもらいました!
Atelier Auspicious|ハンドメイドでお子様の祝い着へ


実は私、ハンドメイド活動もしています!
服飾専門卒を活かし、今は「ハレの日を解いてもう一度紡ぐ」というコンセプトで、ママの振袖やおばあちゃんの留袖を、お子様の掛け着に作り替えています。
気になる方は「オーダー」とDMに送ると返信が届きます!お気軽にお問合せください。
まとめ|最後の礼装として、結婚式で振袖という選択肢を!

古き良きが残った振袖は、その名残で「未婚女性の第一礼装」です。
実質、結婚式が最後に着用できる場所になります。
「代々受け継いできた」「母に買ってもらった」そんな思い出の詰まった振袖を、ぜひ最後にまた使ってほしいと思っています。

この記事がきっかけで、ハレの日がまた巡っていくことを願っております。思い出の1着で、さらに素敵な結婚式になりますように!
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